全編ワンカット撮影の映画は他にもあるのか?

全編をワンカットで撮影するという画期的な手法で注目を集めたヴィクトリア(Victoria)ですが、ヴィクトリア(Victoria)以外にも全編ワンカットで撮影した映画というのはあるのでしょうか?あまりそんな話は聞きませんよね。

ワンシーンをかなりの長回しで撮影したという事が話題になるような有名な映画はいくつか思いつきますが、全編ワンカットというのはやっぱりかなりの難易度でしょうし、だからこそヴィクトリア(Victoria)が注目を集めたのでしょう。

他に全編ワンカット撮影の映画を調べてみると、一つ見つけました。

「サイレント・ハウス」という映画ですね。僕は知らなかったんですが、これは結構有名な映画なんでしょうか。

元々はウルグアイで制作された、実話を元にした映画のハリウッドリメイク作品みたいですね。

■公開日 :2011年
■上映時間:85分
■監督  :クリス・ケンティス、ローラ・ラウ
■キャスト:エリザベス・オルセン、アダム・トレーズ、エリック・シェファー・スティーヴンズ、ジュリア・テイラー・ロス

 

ジャンルは、ホラー・サスペンスのようで、「ワンカットで撮影された実験的な作品」という風に紹介されているようです。

カメラマンがいないPOVのようなカメラワークで、自分が操作しているゲームのキャラクターを背後から映したような撮影方法という比喩で表現されているのが分かりやすかったです。

ヴィクトリア(Victoria)ほど評価は高くないようですが、同じ全編ワンカットで撮影されているので、どのような違いがあるのか比較する上でも是非一度観てみたい映画だと感じました。

主人公サラを演じるエリザベス・オルセンの演技が素晴らしいという口コミも多いようです。

でもホラーはあんまり得意じゃないのでちょっと怖そうですね。

 

 

 

素晴らしい映画に出会った時に感じる爽快感について

ヴィクトリア(Victoria)を観た時にも感じたことですが、素晴らしい映画を観た後に感じる爽快感というのは、普通に日常生活を送っているとなかなか味わえるものではありません。

「爽快感」という言葉を使うと、単純に「スカッとする感じ」のように思えますが、そんなに単純なものではなく、もっと深い感覚なんです。

よく言われることだと思うんですが、良い映画というのは「芸術的」であり、大衆受けのする一般的な映画は「エンターテイメント的」だという分類があります。

エンターテイメント的というのは、まさに映画を観終わってスカッとする感じですよね。感動して泣いたり笑ったりして、一時的に凄くいい気分になって、そしてまた普通の日常生活に戻っていくという感じでしょうか。

それとは違って芸術的というのは、ただ単にスカッとするだけではなく、それに触れたことによって、心のもっと深い層で大きな変化が起こった、という感じですね。その大きな変化によって、今までとは明らかに価値観のある部分が変わってしまったり、目の前の風景が一変したように感じてしまう、という感じでしょうか。

そしてヴィクトリア(Victoria)を観た後、僕はまさに後者のような感覚を味わったわけです。

何と言うか、全編ワンカットという撮影手法が与える影響というのはとても大きなものだと僕は感じました。

全編ワンカットという撮影手法によって、荒削りな剥き出し感というものこちらにビンビンと伝わってきて、色んな感情が直線的にこちらに向かってくる、というような感覚を味わいました。

映画を観てこのような感覚を味わったのは初めてのことだったので、自分自身でも少しびっくりしてしまいました。

そのような感覚になるのは、その斬新な撮影手法によるところが大きいと思うので、何度観ても深く感動するという類の映画ではなく、初回のインパクトが圧倒的に大きいという事だとは思います。そしてそうであるとするならば、本当の意味での傑作映画ということにはならないのかもしれませんが、でも僕はその一回の体験で大いに満足しました。

撮影手法というものは、観る者にここまで大きなインパクトを与えるものなのか、という驚きもありました。

とにかくそんな感じで、普通の映画を観た後とは少し違ったものを味わえる映画である事は間違いないと思います。

是非とも多くの人にヴィクトリア(Victoria)を観てもらいたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ギガンティック(Gignatic)

ヴィクトリア(Victoria)で監督・脚本を担当したゼバスティアン・シッパーは、まだそこまで多くの作品を手がけているわけではないようですが、ヴィクトリア以前の監督作品として有名なのはギガンティック(Gignatic)という作品ですね。

少年たちのとりとめのない一夜をヴィヴィッドに描いた青春ドラマ「ギガンティック(Gignatic)」。

 

ギガンティック(Gignatic)概要

原題 ギガンティック(Gignatic)
製作年 1999年
製作国 ドイツ
配給 クライドフィルムズ
上映時間 81分

 

ギガンティック(Gignatic)のあらすじ

舞台はドイツの主要都市・ハンブルグ。いつも一緒にいる仲の良い3人の少年がいた。3人はその平凡でさえない日常に不全感を抱いている。サッカー、音楽、車、そして女の子についての話をいつもあてどもなく繰り返していた。3人のうちの一人、フロイドは保護観察中であった。そのフロイドは密かに夢を抱いていた。その夢とは、貨物船の乗組員になってまだ知らない世界中の国々を訪れるということだった。保護観察が解かれたフロイドは、久々に二人(リコとウォルター)に再会した。そしてフロイドは、二人に自分の夢と決意を伝えたのだった。出航の時は明朝に迫っている。親友の突然の告白に深くショックを受けた二人。それでも親友との最後の夜を、生涯忘れられないものにしようということで、三人はウォルターの愛車に乗り込み、ハンブルグの街へと繰り出して行くのであった。

 

 

 

 

このギガンティック(Gignatic)という作品を経て、斬新な撮影手法で話題をさらった「ヴィクトリア(Victoria)」でブレイクするわけです。

ゼバスティアン・シッパーがこれからどんな作品を撮っていくのか、本当に楽しみですね。